2007年4月の統一地方選挙におきまして、戸田市から民主党公認候補として立候補し、1万195票をいただき当選させていただきました。ありがとうございました。私は、多くの市民のみなさまの期待に応えられるように、ひとりひとりの声を大切にして精一杯尽力してまいります。
戦後の復興期に右肩上がりで成長した時代が、バブルとともに崩壊し、新しい局面を迎えております。経済だけでなく、生活も、福祉も、教育も、文化も新しい時代に対応し、未来に向けて改革していかなければなりません。子どもたちに借金を押しつけて、今さえよければよいという風潮はなくしていかなければなりません。改革しなければ、厳しい財政状況を変えることはできません。
世の中の仕組みを変えるのは政治です。政治でしか変えられないのが法治国家であり、それば民主主義です。政治の最前線を走るべく議員は、襟元をただし、本来の公僕としての勤めを全うし、将来を見据えた正しい政策により民意に応えるべきであります。
地方議会は二元代表制です。首長もマニフェストを全面に押し出し選挙で選ばれます。首長は予算を作る権限を持っております。予算と決算を審議してお金の流れをチェックするとともに、行政が無駄を省き真に住民サービスができているかの事務事業を精査することが議員の役割です。また、議員は立法府として政策立案能力を発揮することが求められております。今までは、後者の機能は全くできておりません。県議会では、「民主党・無所属の会」に所属して、議論を戦わせ、県民本意の政策立案を行ってまいります。
これからは、地域主権がますます大切になります。民間にできることは民間に、住民と行政が協働で行うことは協働で、住民だけでできることはできるだけお願いしていけば、基礎自治体の役割が多くなり、県という組織はいらなくな可能性が高くなります。国という組織のスリム化も同時に行って行政経費の削減を行うことでしか日本の生き残る道はないと考えます。
政治は、本来、お年寄りや子ども、障害者などの弱者のために必要とされております。庶民の生活を守り、子どもたちの未来のために全身全霊を傾けていく所存です。みなさまのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。